お知らせ

2021年02月03日

観葉植物の仲間~食虫植物の仲間①~

今週から食虫植物を紹介します。

 

●ネペンテス

 別名ウツボカズラと呼ばれます。約70種がボルネオ島を中心とする熱帯アジアに自生し、一部がマダガスカル島などに分布します。葉の先に補虫袋を有する食虫植物です。補虫袋には昆虫を誘い込む腺があり、雨水をためてその中に消化酵素を分泌し、昆虫などを分解吸収します。多くの原種、園芸品種が栽培されます。雌雄異株です。

管理のポイント

 熱帯の山岳地帯に自生する種類は栽培が難しく、一般に流通するのは低地性の比較的栽培が容易な種類です。高温多湿を好み、冬越しは15℃以上、直射日光を避けた室内に置き、保湿と保温に心がけます。

●サラセニア

 別名ヘイシソウと呼ばれます。北米東部、大西洋に沿った地域に8種が分布します。葉は筒状となり、その中に昆虫などを捕らえてその養分を吸収します。筒状の葉は直立するタイプと斜上するタイプがあり、いくつかの種類は、その上部に網目などの模様を持ちます。花は長い花茎に単生し、赤褐色または緑色です。多くの園芸品種があります。

管理のポイント

 湿地帯の自生で、腰水潅水にして水を切らさないようにします。置き場所は戸外の日が十分にさし込む場所が理想で、夏は遮光してできるだけ涼しくします。冬には地上部を枯らして休眠し、越冬します。

 

次回は食虫植物②について紹介します。

 

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参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.194~p.197

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